一般的なインスペクション調査の内容は下記の通りです。
ただし、この調査内容は建物所有者の方の了解が得られた場合で、建物所有者及び居住者の方との事前打ち合わせにより調査内容を決定いたします。
<<不同沈下測定>>
住宅で最も重要な不同沈下状況を測定します。測定の詳細は「不同沈下測定調査」をご覧ください。レーザーレベル・下げ振り等を用いて床と柱(枠・壁を含む)の不同沈下と傾斜測定を行います。この内容が標準で、他に比べて当社では重点的に調査いたします。
不同沈下が生じていると修復には数百万円の費用が発生することもあります。十分な調査を行い、適切な評価が重要です。
<<基礎の状況調査>>
不同沈下測定と併せて基礎の健全度を判定するため、ひび割れや欠損の状況、鉄筋の配筋調査、埋設部分の形状(掘削が可能な場合)を行います。
<<内外部損傷状況調査>>
床・内外壁・天井のひび割れや隙間などの損傷状況と、建具の建付や開閉状況の調査を行います。軽微な損傷は問題になりませんが、著しい損傷は生活の快適性を損なうだけでなく、大きなリフォーム費用が発生するなどの問題になります。
<<構造躯体調査>>
床下・小屋裏の調査等から梁・桁・柱・束などの部材や接合部の状態を確認します。
また木材の水分量の調査を行います。
<<床下・小屋裏調査>>
点検口から目視できる範囲で、床下(基礎・床組み・配管・蟻害・漏水等の状況)及び小屋裏(小屋組・断熱材・雨漏り・軸組等の状況)の調査を行います。
<<設備関係調査>>
給排水・衛生設備の動作確認、給水量の不足や排水不良の確認等を行います。
<<外構工作物調査>>
土間コンクリート・犬走り・ブロック塀・フェンス・門扉・ガレージ・外階段等のひび割れや欠損、隙間などの損傷状況や傾斜測定調査を行います。特にブロック塀や門柱等の傾斜やグラツキは非常に危険ですので重点的に調査します。
【報告書内容】
1)建物概要調書
2)調査結果表
3)不具合状況チェックリスト
4)不同沈下測定結果
5)簡易耐震診断結果(我が家の耐震診断)
6)状況写真
(建物所有者との打ち合わせ協議により報告書内容が異なる場合があります)
査費用 木造2階建100m2以下 一式 6万円 (お申し込みはこちら)
<<オプション調査>>(別途費用)
・床下・小屋裏詳細調査
・木造耐震診断調査(一般診断)
・擁壁調査(我が家の擁壁診断)
・特殊調査(サーモグラフ・マイクロスコープ調査)
不同沈下測定調査の詳しい情報はこちら
耐震診断の詳しい情報はこちら
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